取引所(レバレッジ取引)でのロスカットの仕組みを教えてください
取引所(レバレッジ取引)では、以下の2つのロスカットルールが採用されています。
- 各建玉に対するロスカットレートによるロスカット
- 証拠金維持率によるロスカット
各建玉に対するロスカットレートによるロスカットについて
新規建ての注文が約定すると、下記の計算方法で各建玉に対してロスカットレートが自動的に設定され、評価レートがロスカットレートへ達した際に、建玉ごとにロスカットが実行されます。
- 買建:ロスカットレート = 建玉レート - (1取引単位あたりの必要証拠金 x 50%)
- 売建:ロスカットレート = 建玉レート + (1取引単位あたりの必要証拠金 x 50%)
例)建玉レートが100万円の際に、自動的に設定されるロスカットレートは以下の通りです。
- 買建:100万円 - (50万円 × 50%) = 75万円
- 売建:100万円 + (50万円 × 50%) = 125万円
各建玉ごとに、建玉レートと必要証拠金を元にロスカットレートが計算されます。
証拠金維持率によるロスカットについて
取引所(レバレッジ取引)では証拠金維持率が30%を下回った場合、ロスカットを実行します。
なお、当社のシステムは、お客さまの証拠金維持率を巡回しながら監視しているため、ロスカットの実行にはある程度の時間を要します。
そのため、お客さまの証拠金維持率が上記の数値を下回ったとしても、お客さまの建玉が決済されるまでに多少時間差が生じる場合があり、相場の急変動時には証拠金の額を上回る損失が生じる可能性があります。
ロスカットにより口座に不足金が発生した場合は、不足分を請求させていただきます。
※証拠金維持率は、ログイン後の会員ページの【取引所(レバレッジ取引)】-【注文】画面にてご確認いただけます。
※証拠金維持率によるロスカットは、取引所(レバレッジ取引)にて保有している全建玉に対して実行されます。
※ロスカット手数料:建玉レート × 建玉数量 × 0.5% / 回となります。