単純移動平均線とは
一定期間の日々の値動きを平均化し、滑らかにすることで日々のトレンドを見るための指標です。
価格が移動平均線よりも上にある場合、強気局面(買いの傾向が強い)、下にある場合、弱気局面(売りの傾向が強い)となります。
値動きの支持・抵抗の目安や、値動きの中心線として利用します。
強気局面は、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けた場合(ゴールデンクロス)、長期移動平均線が上昇中に、短期移動平均線が長期移動平均線に向かって下降してきたが、長期移動平均線を下回ることなく再度上昇に転じた場合等があります。
弱気局面は、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けた場合(デッドクロス)、長期移動平均線が下降中に短期移動平均線が長期移動平均線に向かって上昇してきたが、長期移動平均線を上回ることなく再度下降に転じた場合等があります。
単純移動平均線は以下のように表示されます。
画面左上に「SMA」(simple moving average)という略称が表記されます。
上記の画像の場合
①「SMA=5」であるため過去5日分の終値の平均を結んだ線となっています。
②「SMA=13」であるため過去13日分の終値の平均を結んだ線となっています。
③「SMA=25」であるため過去25日分の終値の平均を結んだ線となっています。
設定した期間の複数の終値について平均値を算出し、それを線でつないで表示させることにより価格の動きを見ることができます。
※本記事に記載されたシグナル等は将来の成果を示唆または保証するものではありません。
※投資に関する決定はお客様ご自身でご判断をお願いいたします。
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